マーラー交響曲第3番メモ

マラ3
ちょっとね聞きに行くにあたって予習も兼ねてメモをしていきたいと思う
交響曲第3番ニ短調は、グスタフ・マーラーが1895年から1896年にかけて作曲した交響曲。全6楽章からなり、第4楽章にアルト独唱、第5楽章にアルト独唱と児童合唱、女声合唱を導入している。演奏時間は約100分。マーラー交響曲としても、また通常の演奏会で採り上げられる交響曲としても、最長の曲として、かつてはギネスブックに掲載されていた。


へー wikipedia大先生の再編集みたいな感じ
この前改めて聞いてみて思ったけど合唱って4楽章だけなんだね
御苦労さまです><
とりあいず編成


フルート4(すべてピッコロに持替え)、オーボエ4(4番はコーラングレに持替え)、クラリネット 3(3番はバスクラリネットに持替え)、小クラリネット 2(2番はクラリネットに持替え)、ファゴット4(4番はコントラファゴットに持替え)
ホルン8、ポストホルン、トランペット4(第6楽章でコルネットに持替え可)、トロンボーン4、チューバ
ティンパニ2(各3台ずつ)、大太鼓、小太鼓、軍隊用小太鼓、シンバル付き大太鼓、タンブリン、シンバル、トライアングル、タムタムグロッケンシュピール、調律された鐘 4ないし6
ハープ2
弦五部:合計88人
アルト独唱、児童合唱、女声合唱
なんつーか 流石マーラーというか
フルート全員ピッコロ持ち替えとか
メインがソプラニーノクラでソプラノに持ち替えとか
まぁ金管は基本的な4管編成ですがポストホルンってなによ みたいなねw


楽章ごとに楽式を追って行きましょう
一応標題があるけどこれは正式には削除されてるけど載せておきます

第一部
序奏 「牧神(パン)が目覚める」
第1楽章 「夏が行進してくる(バッカスの行進)」 


力強く、決然と (Kraftig. Entschieden.) ニ短調 4/4拍子 拡大されたソナタ形式
第一主題はホルンの斉奏で
どうやらブラ1とか大学祝典序曲に関連があるらしい そう思う(
第二主題は弦のトレモロの中の叫びのようなホルン
前休止があってから雰囲気が一転し第三主題はオーボエ
これが目覚めるパン(牧神)だそうです
この第三主題いいよね 大好き
その後バイオリンソロが続き再び全休止
ここまでが序奏らしいです


そいでトロンボーンの第二主題に基づく超ソロがあっての第三主題がまた顔を見せた後クラリネットによる第四主題
どんどん曲が進んで盛り上がって第一主題に基づく一旦の頂点が来ると
そいでもって展開部へ
第一主題が長調になってるのもポイントかも


展開部はホルンの第二主題で始まりまたトロンボーン、アングレのソロ
第三主題バイオリンとソロが続きーの
ラッパとホルンの掛け合いから第一主題に基づく木管コラール風
木管のソロ回しが続き雰囲気いい感じ
行進曲風に進み金管の咆哮がカッコいい
そのあとボーンの第一主題で興奮が頂点に達し各楽器の乱舞があっての最後にスネアが残りホルンの第一主題が登場して曲は再現部へ
ティンパニやべえと思うんだココ


再現部は序奏部が縮小されまたボーンソロw
第二主題は明確に再現されず、第三、第四主題を再現
そいでもって第一主題がホルンで出され盛り上がってコーダへ行きヘ長調で結ばれる
っとさ


第二部
第2楽章 「野原の花々が私に語ること」
テンポ・ディ・メヌエット きわめて穏やかに (Tempo di Menuetto. Sehr massig. Ja nicht eilen!) イ長調 3/4拍子 中間部を二つ持つABABAの形式
主部は弦のピチカートの上に、オーボエが穏やかな主要主題を出す。中間部は嬰ヘ短調で、3/8拍子から2/4拍子、9/8拍子とリズムが変化する。二回目の中間部はさらにめまぐるしい変化を見せる。主要主題は再現するたびにオーケストレーションが変えられていく。結尾になると、中間部も引用し、最後に弦の高いフラジオレットの和音で終わる。


なんかドラクエとかシレンっぽい
いわゆるすぎやまこういちっぽい
よく眠れそう><
こういう曲のオブリガートにホルンって超合うと思うんだけど 糞むずいね
本当にありがとうございました


第3楽章 「森の動物たちが私に語ること」
コモド・スケルツァンド 急がずに (Comodo. Scherzando. Ohne Hast.) ハ短調 2/4拍子 複合三部形式
これこそ良く眠れそうでよりシレンっぽいかもw
主部はピチカートとピッコロからのラッパが動機を示し中間部へ
中間部はポストホルンの長い旋律
ここは期待の部分ですね この雰囲気大好きw
そいで主部が再現され動機を各楽器が繰り返し金管が盛り上げ頂点で曲を閉じる


第4楽章 「夜が私に語ること」
きわめてゆるやかに、神秘的に 一貫してppp(ピアニッシシモ)で (Sehr langsam. Misterioso. Durchaus ppp.) ニ長調 2/2拍子
ホルン的にくっそむずいと思うw
ラフ2の3楽章の比じゃないと思うww
アルト独唱がニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』第4部、第19章「酔歌」の第12節「ツァラツゥストラの輪唱」から採られた歌詞を歌う。オーケストラの間奏を挟んで二部構成となっている。
アタッカで5楽章へ


雰囲気と弦のフラジオがマッチしすぎててほんと神秘的な楽章


おお、人間よ! 注意して聴け!
深い真夜中は何を語っているのか?
私は眠っていた!
深い夢から私は目覚めた!
世界は深い!
昼間が思っていたよりも深い!
世界の苦悩は深い!
快楽−それは心の苦悩よりもさらに深い!
苦悩は言った。「滅びよ!」と
だが、すべての快楽は永遠を欲する
深い永遠を欲するのだ!


だってさ


第5楽章 「天使たちが私に語ること」
快活なテンポで、大胆な表出で (Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.) ヘ長調 4/4拍子で 三部形式
もっぱら一番好きかな
児童合唱が鐘の音を模した「ビム・バム」を繰り返し、アルトと女声合唱が『少年の魔法の角笛』の「3人の天使は歌う」に基づく歌詞を歌う。「ビム・バム」の音型は、第1楽章のコラール風動機が原型である。 中間部分では短調となり、アルトに導かれて、交響曲第4番の終楽章で節を締めくくる重要な楽句が現れる。この楽章ではヴァイオリンは休み、管楽器の響きが主体となる。児童合唱と女声合唱がともに歌う「ビム・バム」で楽章が終わり、次の楽章に休みなくつづく。


(ビム・バム!)
3人の天使が美しい歌をうたい、
その声は幸福に満ちて天上に響き渡り、
天使たちは愉しげに歓喜して、叫んだ。
「ペテロの罪は晴れました!」と。
主イエスは食卓にお着きになり、
12人の弟子たちと共に晩餐をおとりになったが、
主イエスは言われた「お前はどうしてここにいるのか?
私がお前を見つめていると、お前は私のために泣いている!」
「心広き神よ!私は泣いてはいけないのでしょうか?
私は十戒を踏みにじってしまったのです。
私は去り、激しく泣きたいのです、
どうか来て、私をお憐れみください!」
「お前が十戒を破ったというなら、
跪(ひざまず)いて神に祈りなさい、
いつも、ひたすら神を愛しなさい、
そうすればお前も天国の喜びを得よう!」
天国の喜びは幸福の街である。
天国の喜びは、終わることがない
天国の喜びがイエスを通して、
ペテロにも、すべての人にも幸福への道として与えられた。


だそうですw


第6楽章 「愛が私に語ること」
ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて (Langsam. Ruhevoll. Empfunden.) ニ長調 4/4拍子 変奏曲の要素を持つ自由なロンド形式
弦楽合奏の主要主題A、そこに木管が加わる副主題B、Cを第1楽章小結尾の再現とすると、全体の構造はA-B-C-A-B-C-A-C-A-Coda。
コーダのゆっくりとしたffの響きは圧巻物
長大な100分の交響曲の締めにふさわしい響きだと思う
愛が私に語ることらしいよ この壮大さw


終盤にあるラッパソロ
このへんで涙腺が崩壊し始める
特に俺の持ってる音源なんかめっちゃ緊張伝わってくるんだよねw
プロだけど だがそれもいい>< みたいな(
あと最後にブレイク挟むのもいいよね


ほんと楽しみです
ブル8以来の感動ははたして得られるでしょうか!


一応もう一度言いますが全部wikipedia先生の再編集なので
詳しく見たい人は先生に聞いてみてください><