番外編 基礎練メニュー

木曜にやろうとしたメニューメモに基づきその解説なりを入れて行こう思います
以下実際のメモをちょっと見やすくしたバージョン


なんというか思った以上に皆さんF管が操れてなくてビビったんですよね
しばらくは基礎中心で行こう思うんで是非これを参考に個人練でもしていただけるといいかもです


練習メニュー
音だし5分


ごあいさつ 新歓についてちょろっと
譜面配布


F管でソファソ(ローF)まで
F管でソラソ(ハイC)まで
下へのインターバル(真ん中のC、F、下のC、ローF)


休憩 倍音列 和音のお話


リップスラー ソミド(半音ずつ上下)
リップスラー ドミソシドシソミド(半音ずつ上下)
リップスラー ドミソシドレドレドシソミド(半音ずつ上下)


休憩 ソナタ形式のお話


チューニングB、A
ロングトーン近親調の話をしつついろんな調)


休憩 音階練習の大切さ 読み替えに強くなろう!


ドレミファソファミレドミソミド(下のFから上のFまで半音ずつ)
ドレミファソファミレドミソミド(上のFからハイDまで)


こんな感じ
2時間でやり遂げる予定でしたが無理でしたね
予想以上にみんなF管が使えない
ううむw


あとやってみて思ったのは休憩はいらないですね
一人で吹きっぱなわけでもないし
ひっかかる人もいる
さらに雑談もふんだんに混ぜてるのでこまめに休憩があって疲れません
これが個人練とは違うところですな


じゃあ最初から解説を入れて行きましょうか
まぁほとんどが 練習法に関しては高校の時の先生
オオミカワ先生が元ネタであります
その解釈はいろんな先生がたが俺の妄想も含みます


音だし5分


音だしはまぁいいとして
とはいえ5分くらいを想定してましたがみんな座ってくれないので前回はけっこうみんな好き勝手吹いてましたねw
別にいいけどw
まぁ201で大教室だったってこともありますね
一応続きの練習には最初の音だしみたいなのも含めています


ごあいさつ 新歓についてちょろっと
譜面配布


単純に挨拶して ホルン新歓控えてたんでその説明
あとプーランクの譜面だけ出来てたんで配布 っとと


F管でソファソ(ローF)まで
F管でソラソ(ハイC)まで


キーワードはF管ですね
タンギングをしないでホルンの真ん中のソ(C)からF管を使って
長い管を豊かな音色で鳴らすってのが目標ですね
F管の指がわからない人は論外です\(^o^)/
ちなみに個人練では省きます(
あと チューニングBのオクターブ下のB~FisまではB管を使います
これはなんででしょうね
まぁまずF管では出さない音域だからですかね


下へのインターバル(真ん中のC、F、下のC、ローF)
インターバル 離れみたいな
CHC CBC CAC CAsC
みたいな感じで半音ずつ降りて行く
どれだけ音が離れているかとか下の音をちゃんとイメージできるかみたいなソルフェージュ力と
単純にスラーで中の音が入らないようになど リップスラー 唇の柔軟さが求められます
練習ではローF省いたね
みんな低音苦手なんだもん>< まぁ俺含め
ローCが綺麗に出せればとりあいず困ることはないでしょう
まぁショスタコなんてのはローAを4人全員のユニゾンで求めてくるんで注意ですが((


休憩 倍音列 和音のお話


和音の話はしなかったね
これは次の練習に関わるお話で
次はリップスラーなわけですが倍音
あまり知ってて実戦に活かせるわけではないのですが
金管楽器の仕組みみたいなのを知る上では必要不可欠な要素であります
Fを第一倍音とすると F−F−C−F−A−C−Es−F−G−A−H−C ~~~
って感じ なのが倍音
第一倍音を鳴らすと共鳴してその上の倍音が理論上はすべて鳴るわけです
それをほかの楽器で鳴らしてあげることで和音ができるわけですね
その中で3音は低くする みたいな話が出たり
それは倍音列で自然に鳴る3音ってのは17セント低くなるという物理の法則であります
それに乗っ取って 耳のいい人は自然と気持ちのいい和音に向かって調整してるわけですね
すごいです 


リップスラー ソミド(半音ずつ上下)
リップスラー ドミソシドシソミド(半音ずつ上下)
リップスラー ドミソシドレドレドシソミド(半音ずつ上下)


みわっちの高校の金管の先生は言いました
リップスラーはどんなやり方でやろうとも
練習すればしただけうまくなる


へー
なるほどこれをサボってた俺がこうなのか


トロンボーンの2回生は言いました(に言われました)
俺「音あたんねー」
た「やっぱリップスラーじゃないっすか?w」


森重先生は言いました
リップスラーをすることでアンブシュアの変化の感覚みたいなのがわかって
その音ごとのアンブシュアが確定してくる
それが確定すれば音をはずすことが少なくなる


偉大な練習ですね
がんばります


オオミカワ先生に基づけば
第7倍音
シ♭の音を必ず入れてヤレとのことで入れてます


リップスラー ドミソシ"ドレドレ"ドシソミド(半音ずつ上下)


ドレドレってのポイントですね
ホルンにはリップトリルという技術があります
もちろん他の金管にもありますが実際譜面に出てくることは希ですね
っと ドレドレってのをトリル的な速さでできるようになる
モーツァルトのコンチェルトとかを吹くさいには必要不可欠なわけです
シンフォニーで言えば ドヴォルザークの8番 フィナーレが有名ですね
ファソファソ、レミレミレ
皆さん頑張りましょう


休憩 ソナタ形式のお話


オーケストラをやるうえで
学ぶ上で重要な要素の一つ
ソナタ形式という楽式
ほかには 2部形式 3部形式 複合三部 変奏曲 ロンド 等々あります
その中でもソナタ形式は古典時代に完成され
一番の産物だとか言われたり
それだけ重要な物なんですね


まぁ内容はwikipedia先生なりホルンの1回生はマスターしたようなので各自聞いてください><


っと これを知っとくと
どんな長い交響曲
特に標題のない曲ではソナタ形式で書かれてることが多く
形式を把握してることによって曲の聞き方みたいなのがわかり
退屈をしない これは俺の持論ですがね
そうだと思ってます
第2主題が提示部では属調だったのに再現部では主調になって緊張感が緩和されてるとか気づけた日には感動の嵐ですよ
少なくとも俺はそうです


チューニングB、A
ロングトーン近親調の話をしつついろんな調)


チューニングはまあしましょう(
俺は重視してないですけど BとかAとかが合わせられないようじゃどんな音も合いません
ごもっとも(


そしてロングトーン
カッコ書きのがたぶん大事で
ソナタ形式って話をすると 属調 下属調 並行調
とかそういった近親調の話が絶対に出てきます
それの理解と 音階への対応ってことで近親調の話をしつついろんな調でロングトーンをする
もちろんその中で音の入り、切り、音程をそろえて行くってのは大事な要素ですね
集中してやるとものすごく時間かかるのでこの前は省きましたw


休憩 音階練習の大切さ 読み替えに強くなろう!


ということで?
音階練習の大切さってことなんですよ
俺は重視してますよ
この世の中 クラシックに関わらずすべての音楽は調性を持っているわけです
調性があるということは構成音が決まっており音階があります
となると言われた調の音階をさらっと吹けるとその曲の必要な要素をほとんど吹いたことになるわけです
俺はそう信じてるw
調号の少ない調は自然とできると思いますが
今回プロコなんて 嬰ハ短調 あ でもinFで♯5つか
そんなでもないね(
でも 同主調の場面も出てきて inFで♯8つ(笑)とかなるわけですしね
8つってなんだよ8つって((
各自考えましょうw
こんなん練習しないとできません
じゃあしましょう ってお話でした


ドレミファソファミレドミソミド(下のFから上のFまで半音ずつ)
ドレミファソファミレドミソミド(上のFからハイDまで)


ほいきた練習だ
音階8音全部やるのはおっくうなんで半分
これでも十分練習になります
最後にドミソミドを入れることにより主和音の把握もできるわけです
じゃあ全調やりましょうってことでホルンのド、Fから上のFまで半音ずつ上がってく
それだけです
あとこれはB管縛りで
管の短いB管で一個一個タンギングをしてはっきり鳴らして行くってのも目標で
でも一個一個タンギングするとはいえ繋がりを失ってはいけません
あくまでも一つのラインを形成して


上のFからはおまけですねw
単純に高音域の練習でもあります
ハイDから始めればハイAが出てきます
僕個人の今年の目標であります
がんばれ俺><


とりあいずそんな感じですかね
譜面が完全に出そろうまで基礎中心に
このメニューを2時間で終わらせるように
を目標でやりたいかなとか思ってます
どうかみなさんお付き合いください><


質問要望意見などは随時求めてます
ではでは