マラ5ちゃん

なんか秀逸なタイトルは思いつかなかった><
マーラーの中では好きな人の多いこの5番
俺は6、9のが好きかなとととと
まぁそんなことはどうでもよくて
新日フィル ハーディングちゃんのマラ5聞きに行くので書こうかと思います
あんま聞きこんでないのでなんともですが((


とりあいず編成
フルート 4(3,4はピッコロへの持ち替えあり)、オーボエ 3(3番はコーラングレ持替え)、クラリネット 3(3番はバスクラリネット及び小クラリネット(但しニ調のものを指定)持ち替え)、ファゴット 3(3番はコントラファゴット持ち替え)
ホルン 6(第3楽章のみホルン 4 +独奏ホルン(Corno Obbligato) 1)、トランペット 4、トロンボーン 3、チューバ
ティンパニグロッケンシュピール、シンバル、大太鼓、小太鼓、タムタム、トライアングル、ホルツクラッパー
ハープ
弦五部合計88


通常の3管編成を踏襲しつつ
ちょいちょい管楽器が増えてたりなによりもホルンが6でさらに独奏ホルンが付いてるのが特徴ですね
まあ打楽器多いのとハープはマーラーです((


では各楽章行きましょう


第1楽章 In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt.
葬送行進曲(正確な速さで〈tempo giust=心拍の速さで の意味?〉。厳粛に。葬列のように) 嬰ハ短調 2/2拍子 二つの中間部を持つABACAの形式(小ロンド形式
最後のAは断片的で、主旋律が明確に回帰しないため、これをコーダと見て、ABAC+コーダとする見方もある。


交響曲第4番第1楽章で姿を見せたトランペットの不吉なファンファーレが、重々しい葬送行進曲の開始を告げる。
こういうのいいよね 前作に出たあのフレーズが近作は主役となって登場!みたいなw
4番を先に聞いた人はおおお ってなるシチュエーションw
ラッパならびに金管かっこいいです
主要主題は弦楽器で「いくらかテンポを抑えて」奏され、付点リズムが特徴。
この主題は繰り返されるたびに変奏され、オーケストレーションも変化する。
葬送行進曲の曲想は『少年の魔法の角笛』の「少年鼓手」との関連が指摘される。
一つの旋律が異なる楽器に受け継がれて音色変化するという、マーラーが得意とする手法が見られる。
この憂鬱な感じまさに葬送行進曲です
再びファンファーレの導入句がきて、主要主題が変奏される。
ホルントリル()
さらにファンファーレが顔を出すと、「突然、より速く、情熱的に荒々しく」第1トリオが始まる。
トランペット大活躍ですww
ホルンもハイFいただきました ごちそうさまです><
なんとも1番の4楽章を思わせる激しさですね
第1トリオ(B)(変ロ短調)は激しいもので、やがてトランペットがファンファーレを出して、主部が回帰する。
チューバソロもあるよ!
主要主題は今度は木管に出る。
終わりには、『亡き子をしのぶ歌』の第1曲「いま太陽は晴れやかに昇る」からの引用があり、ティンパニのきざむリズムが残る。
ティンパニソロかっくいい><
このねなんだろ マーラーの歌曲もちゃんと聞かなきゃですね
勉強不足よくないです
第2トリオ(C)(イ短調)は弦によって始まる陰鬱なもの。
ここのオブリガートのホルンもおいしいですよね
重苦しい頂点を築くと、トランペットのファンファーレが三度現れるが、そのまま静まってゆき、最後にトランペットと大太鼓が残って、曲は、静かに結ばれる。
演奏時間は11〜15分程度。
トランペットお疲れ様です><


第2楽章 Sturmisch bewegt. Mit grosster Vehemenz.
嵐のように荒々しく動きをもって。最大の激烈さを持って。イ短調 2/2拍子 ソナタ形式
第1楽章の素材が随所に使われ、関連づけられている。
短い序奏につづいて、ヴァイオリンが激しい動きで第1主題を出す。
またまたホルンハイFなりグリッサンドいただきました
ひたすらつらそうです((
金管ぱねえわw
曲はうねるように進み、テンポを落とすとチェロがヘ短調で第2主題を大きく歌う。
この旋律は第1楽章、第二の中間部の動機に基づいている。
木管のちょいちょいちゃちゃ?w 入れてくる感じがなんとも
チェロ美しいですね
展開部では初めに序奏の動機を扱い、第1主題が出るがすぐに静まり、ティンパニの弱いトリル保持の上に、チェロが途切れがちの音型を奏するうちに第2主題につながっていく。
第1主題のところでは金管のターン、第2主題のところではチェロのターンw
明るい行進曲調になるが、第1主題が戻ってきて再現部となる。
確かに明るくなるんですが 気のせいでしたー って感じで第1主題再現入ります><
またまた金管のターン((
すぐに第2主題がつづく。
第2主題に基づいて悲壮さを増し、引きずるような頂点となる。
楽章の終わり近く、金管の輝かしいコラールがニ長調で現れるが、束の間の幻のように消え去って、煙たなびく戦場のような雰囲気で終わる。
感動的なかっこいいコラールがあるんですけどもなんだかジョンウィリアムズっぽいw
ただし解説のとおりホルンを最後に消え去ります
そしてまさに煙がたなびくように曲は小さくなり曲は終わる



第3楽章 Kraftig, nicht zu schnell.
スケルツォ(力強く、速すぎずに)、ニ長調 3/4拍子、自由なソナタ形式
拡大されたソナタ形式スケルツォで全曲の中でも最長の楽章。
待ってましたホルンオブリガート
最初から最後まで無双ですw
この楽章単独で第2部となっている。第1、2楽章から一転して楽しげな楽想で、4本のホルンの特徴的な信号音の導入に促されて木管が第1主題(スケルツォ主題)を出す。
なんとも木管とグロッケンがかわいらしい
なんともマーラーっぽいスケルツォですね
ブルックナーとはかなり違った感じ
第1主題が変奏されながらひとしきり発展した後、レントラー風の旋律を持つ第2主題(第1トリオ)が「いくぶん落ち着いて」ヴァイオリンで提示される。
これは長く続かず、すぐに第1主題が回帰する。
ラッパとホルンの掛け合いがきもちいい!
まもなく、展開的な楽想になり「より遅く、落ち着いて」と記された長い第3主題部(第2トリオ)へ入ってゆく。
落ち着いてホルン無双様も哀愁漂うソロを奏でる
ゲシュトップのエコーも美しいですね
主題を変奏しながら進行し、最後はピッツィカートで扱われる。
なんともマンドリンっぽいピチカート
実際マーラーの7番ではマンドリンが使われます
そこに木管のソロが入ってくる
そこから第2主題が顔を出して展開部へ入る。
第2主題はさらに落ち着いてますね
展開部は短いが、ホルツクラッパーが骨の鳴るような音を出すなど効果的に主題を扱う。
提示部と同様に再現部も開始する。第1主題の再現後、第2主題、第3主題も混ざり合わさって劇的に展開し、展開部が短いのを補っている。
またまたホルン無双ですよー
その後、第2主題が穏やかに残り、提示部と同様に第3主題による静止部分がきて、やはり最後はピッツィカートで扱う。
途中ホルン無双のドソロがありラッパとボーンもちょいちょい掛け合います
超かっこいいです><
コーダは華やかなもので最後にホルンの信号音が出て曲を閉める。
全曲の構成は、この長大なスケルツォ楽章を中心として各楽章が対称的に配置されており、マーラーは、この手法を第7番でも使用することになる。


第4楽章 Adagietto. Sehr langsam.
アダージェット(非常に遅く) ヘ長調 4/4拍子、三部形式
ハープと弦楽器のみで演奏される、静謐感に満ちた美しい楽章であることから、別名「愛の楽章」とも呼ばれる。
亡き子をしのぶ歌』第2曲「なぜそんな暗い眼差しで」及び『リュッケルトの詩による5つの歌曲』第3曲「私はこの世に忘れられ」との関連が指摘される。
いやー やっぱ4楽章が一番美しくてこのマラ5の中では好きですかね
管楽器ないけどw
泣けてくる生で聞くのが楽しみすぐる
中間部ではやや表情が明るくなり、ハープは沈黙、弦楽器のみで憧憬を湛えた旋律を出す。この旋律は、終曲でも使用される。
ルキノ・ヴィスコンティ監督による映画『ベニスに死す』で使用されたことで有名となり、しばしば単独で演奏される。
なお、楽章の表題の「アダージェット」を速度表記の「やや遅く」の意味ととると、演奏指示のSehr langsamと矛盾する。
速度表示と見ず、「小さなアダージョ」とでも解するのが妥当であろう。
特に語ることないなこの楽章はw
もうひたすら美しいので瞑想なり妄想なりしつつ聞きましょう><


第5楽章 Rondo-Finale. Allegro giocoso
ロンド - フィナーレ(快速に、楽しげに) ニ長調 2/2拍子。自由なソナタ形式
第4楽章の余韻が残る中、ホルン、ファゴットクラリネットが牧歌的に掛け合う。
ホルンのAの伸ばしから始まりますね^^;^;;;
美しいアンサンブルで始まります
このファゴットの音型は、『少年の魔法の角笛』から「高い知性への賛美」からの引用である。
短い序奏が終わると、ホルンによるなだらかな下降音型が特徴の第1主題、低弦によるせわしない第2主題が呈示され、これらに対位旋律が組み合わされて次第に華々しくフーガ的に展開する。
なんともマーラーっぽい たぶん角笛ってことでいろんな交響曲に似たような主題が引用されているのでしょうw
どこかしら個人的には3番とか6番の香りがする
再び第1主題が戻り、提示部が変奏的に反復される。
第2主題も現れ、すぐ後に第4楽章の中間主題がコデッタとして現れるが、軽快に舞うような曲調となっている。
この部分が終わると展開部に入り、引き続きフーガ的楽想が展開される。
コデッタ主題が現れ、次第に力を増してクライマックスの後、再現部に入るが、第1主題はかなり変形されていて明確ではない。
正直ロンドで主題がめまぐるしく入れ替わってどこがどこだか把握しきれない^^;
分析不足で申し訳ないですw
第2主題、コデッタ主題も再現され、ふたたび展開部最後に現れたクライマックスとなりそのまま壮大なコーダに入る。
第2楽章で幻のように現れて消えた金管のコラールが、今度は確信的に再現され、最後は速度を上げて華々しく終わる。
コーダから金管のコラールも交えてトロチューがなんだか無双しているw
ホルンもハイEのオンパレードですねw
なんというか勝利というより大団円へ向かうって感じですね
聞いてて安心、心地が良いです
そして最後はダッシュしてゴール
このあっけない終わり方がなんともですw


いやはやブラボーですな
大団円めでたしですw


そんな好きじゃないといってもマーラーちゃんは大好きなので是非ともやりたい曲であります
明日19時15分からトリフォニーで学生1000円!
ほりえとバイザーとで行く予定です
ほかにも弦は部活だけど管で暇な人ご一緒にいかかでしょう!
いい勉強になると思います><