古典回帰厨

古典回帰厨


最近のおれおれ


なんともね古典いいよ
ハイドンモーツァルト
そして初期のベートーヴェン
軽快で幸せいっぱい
楽しい曲調が多くて心が洗われます


ホルンって楽器を見てもなんとも2本のナチュラル管
メロディーを断片的であったり和音も3度4度を断片的に演奏して全体から見て一種の浮遊感みたいな印象を与える
これもまた好きだし
現代ホルンでやると無駄にむずかしい2ndの譜面ってものもなかなか魅力的でありますw


けっこうロマン派になってくるとけっこう作曲者自身の個人的な作品みたいなのが多くなったり
はたまたシュトラウスちゃんとかリストが提唱した交響詩ってジャンルで標題性がものすごく強くなってきたり
あとは大編成大音量長大って感じで正直手軽とは言えなくなってくるのも事実であります


そこで古典の人々
特にハイドンモーツァルトってのは主人に仕えてる都合上主人であったり民衆を楽しませることを目的として曲を作る
その典型としてはディベルティメントとかになるわけですが
そこから来るのは軽快かつ楽しい曲
いわゆる僕が古典っぽいって思うような感じなんですが
そうなんですよね((
絶対音楽であり何も考えずに聞いてて楽しい
そんな幸せをものすごく感じるわけです


そこで今回紹介するのは古典回帰ということで古典にはまるきっかけ
絶賛今はまり中のプロコフィエフの1番
古典交響曲って作品です
コンセプトはプロコの時代(20世紀)にハイドンがいたら
といった作品です


では楽曲紹介へ行きましょうか
まずは編成
金管はラッパホルンのみの2管編成
おわり!
古典ですね うんうん


第1楽章 Allegro ニ長調、2分の2拍子。ソナタ形式
第1主題がニ長調で現れた後、派生動機がフルートに提示される。
主和音から始まる軽快な第1主題
木管が順当に提示してく主題がもう幸せいっぱいですw
第2主題がイ長調で提示され、第1主題から派生したクライマックスが現れる。
第2主題はファゴットの伴奏分散和音が気持ちがいいですね
提示部クライマックスの和音が傾くというか 好きな和音があるんですが説明できないって言う^^;


全休止のあと展開部は短調で始まりtuttiで主題を強奏したりし
トランペットのソロがいいですね
そのまま再現部へ
再現部は型通りに再現されますね
転調がされない影響上推移部が若干長めにはなります
第2主題はさっきと違いニ長調で表しこれぞソナタ形式です!


第2楽章 Larghetto イ短調、4分の3拍子。三部形式
主部と中間部の動機を核としている。
強弱をつけて比較させるやり方に古典派音楽が色濃く現れている。
中弦?wの序奏から高弦のメロディーが入ってくる
3拍子ってこともあってこっちのが舞曲っぽいのは気のせいでしょうかw


中間部はピチカートとファゴットの動きのあるフレーズ
この曲ファゴットちゃんおいしいよなぁ
ラッパの差し込みからtuttiになったあと低弦ファゴットのメロディーが大好き
昼下がりをイメージさせますw
細かい音符で曲は進んでいき
短い最初の主題に帰ってきて曲は終わる


第3楽章 Gavotta (Non troppo allegro) ニ長調、4分の4拍子。
古典派の交響曲でよくあるメヌエットのかわりに、古典組曲に由来するガヴォットが用いられている。
ガヴォットだってさ舞曲ですね
なんとなくありがちな感じw
これロメジュリにも転用されてるらしいよw
なんだろねこの楽式
たぶん2部形式 aa'な気もするw


第4楽章 Finale (Molto vivace) ニ長調、2分の2拍子。ソナタ形式
お待ちかね! 一番好きなフィナーレ!
分散和音による第1主題で開始される。
フルートの分散和音きもちいw
鬼むずそうだけどw
プロ7のフィナーレを思わせる軽快な第1主題
木管タンギングが大変そうです


そしてそして俺歓喜の第2主題
フルートソリがもう幸せ以外の何物でもありません!
その後弦が確保して短い第2主題はおしまいです


展開部ではクライマックスがストレッタを形成しながら再現を図る。
ストレッタってよくわかんないけどそうなんでしょう((
展開部では第2主題を中心としてそれがフガート風に展開されていく
クラリネット→フルート→オーボエ
オーボエの和音を交えた第2主題の二重奏は感動ものすぎます
第1主題がちらっと展開されたのちすぐに再現部へ
推移部がもう転調されて大好き第2主題が主調へ
弦で確保されてたところがクラの呼応となっており曲は一気に終わる
ブラボー!


いやー この15分の間に何度の幸せを体感したでしょうかw
大好きすぎますw
土曜そしてイギリスにて
これから二回も聞くチャンスがあるので十分に幸せを吸い取ってこようと思いますw